2011年08月20日

理想の兄さん

私と兄は血がつながっていないので、

正確には、近親相姦とは呼ばないのだろう。


連れ子同士ではあったけど、兄が出来るというのは、

一人っ子だった私には、インパクトがあることだった。


小さな頃から繰り返し読んでいた、少女マンガやジュニア小説、

その世界に浸り、思い描いていた通りの強さ、カッコよさ。


母に連れられ、初めて四人で食事をしたあの日、

私は兄を「待ちわびていた理想の兄さん」として受け止めた。


高校1年生だった兄は、態度はとんがってはいたけれど、

スマートで背も高く、その瞳には優しい光が宿っていた。
 
writed for 近親相姦SM奴隷 by 美隷 | 道程