2011年09月05日

天窓のある部屋

グラビアに続いて記事ページががあり、SM小説が載っていた。

だけど、その小説を読めたのは夜遅く、寝床の中でだった。


雑誌を手にしているいる私を、兄はそのまま机の方に押しやった。

「お願い、待って」

私は半裸で、部屋の隅の棚から隠してあるバスタオルを持ってきた。


「お前を縛ってやりたい。俺の自由にしたいんだよ」

兄の眼は、妹を見るものではなかった。だが、私はうれしかった。


天板に急いで敷いたバスタオルの上に、私は仰向けにされた。

もう、雑誌を読んでいるどころじゃない。

すぐにブラを剥ぎ取られ、兄の舌が私の乳首の周りを這い回り始める。


「縄を手に入れたら、ここで縛ってやるからな」

この部屋には、天窓があるだけだ。書斎であったとしても、窓が少なすぎる。

過去に同じような事が……さっき見た縛り絵が、私にそんな連想を呼んだ。


私を抱く時もずっと優しかった兄の眼が、妖しく激しい光を湛えていた。
 
writed for 近親相姦SM奴隷 by 美隷 | 道程