2011年09月22日

多情の血

唇を押し付け合い、舌を絡み合わせ、互いの唾液を味わい尽くす。

濃厚な口唇愛撫を受け止めながら、私は兄のベルトのバックルを外した。


今ではトランクスに替えているが、当時の兄の下着は白ブリーフだった。

廃屋の埃で汚れた黒い学生ズボンと一緒に、手探りで膝近くまで引き下ろす。


その頃ははっきりと意識していなかったが、私の母は多情な女だった。

そうでなくては、義理とはいえ息子に抱かれたりはしなかったろう。


血というべきなのか、私自身も数ヶ月前まで処女だったことが嘘のように、

兄によってセックスの悦びを教え込まれ、女の性を開花させていた。


「早く、お願い。入れて……私の、あそこに……」

おなかに着くほど反り返った男根をしごきながら、私はねだる。

日が暮れてしまえば、別々に家に帰って、兄と妹に戻らなくてはならない。


「あそこって、どこだ? ちゃんと言葉にしろって言ってるだろ」

古本屋でSM雑誌を見つける前から、セックスの時の兄は意地悪だった。

卑猥な四文字言葉でねだらない限り、魔羅をぶち込んではもらえないのだ。
 
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