2012年08月10日

密会の場所

学校帰りの秘密の場所で、禁断のセックスに耽っていた日々は、
その洋館が取り壊されることに決まって、途端に行き詰ってしまった。

失踪した持ち主の親戚たち間で、話し合いがまとまったとかで、
今ある建物を取り壊して、跡地に保養施設だかを作るという。

こっそり会える場所を失って、兄は私に興味もなくしたように見えた。
大学でもかなりモテる様子で、家に女友達を連れてくることもあった。

しばらくして、寒さが厳しくなり始めた頃だった気がするが、
下校する私を、兄が学校の傍まで迎えに来てくれたのだ。

どこか他に、隠れて逢える場所を探してくれたのだろうか。
私の心臓は、セックスに対する期待と興奮に鼓動を速めた。

「俺に抱かれるなら、どんな場所だっていいだろ?」
ふたり並んで舗道を歩き始めた時、兄が耳元でそう囁いてきた。

 
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