2011年09月05日

天窓のある部屋

グラビアに続いて記事ページががあり、SM小説が載っていた。

だけど、その小説を読めたのは夜遅く、寝床の中でだった。


雑誌を手にしているいる私を、兄はそのまま机の方に押しやった。

「お願い、待って」

私は半裸で、部屋の隅の棚から隠してあるバスタオルを持ってきた。


「お前を縛ってやりたい。俺の自由にしたいんだよ」

兄の眼は、妹を見るものではなかった。だが、私はうれしかった。


天板に急いで敷いたバスタオルの上に、私は仰向けにされた。

もう、雑誌を読んでいるどころじゃない。

すぐにブラを剥ぎ取られ、兄の舌が私の乳首の周りを這い回り始める。


「縄を手に入れたら、ここで縛ってやるからな」

この部屋には、天窓があるだけだ。書斎であったとしても、窓が少なすぎる。

過去に同じような事が……さっき見た縛り絵が、私にそんな連想を呼んだ。


私を抱く時もずっと優しかった兄の眼が、妖しく激しい光を湛えていた。
 
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2011年09月04日

縛り絵

その洋館は、十年近く前に持ち主が失踪したとかで、

中は荒れ果てて、窓ガラスは半分以上が割れていたけれど、

二階の奥の方にあった書斎らしい部屋は、比較的ましな状態だった。


そこにあった大きな木の机が、私たちのベッド。

天板をよく拭き、くたくたのバスタオルをシーツ代わりにした。


私は机の傍に立って、兄の差し出した雑誌を開いた。

まずグラビアのイラストで、裸にされた女の人が目に入った。


リアルな絵だった。両手を背中で括られ、体をくねらせている。

表情は悩ましげで、女の私から見ても妖艶に映った。


後ろに寄り添ってきた兄の手が、制服のファスナーを下ろした。

上着を脱がされ、手はブラジャー越しに乳房を掴んでくる。


次第に息が荒くなってゆくのが、自分でもわかる。

雑誌から目を離せないまま、私は兄の愛撫に身を任せていた。
 
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2011年09月02日

廃屋の洋館

その時、兄が持って来たのはSM小説の雑誌だった。

確か文庫本サイズで、表紙に艶かしいイラストが描かれていた。


それを見せられたのは、学校から家への道から

大きく迂回した場所にある、誰も住んでいない洋館だった。


父と母が揃って外出している日は、たまにしかなかった。


だけど、兄に抱かれることで

女の悦びに目覚め始めていた私は、とても待てなかった。


兄妹だから、連れ立って帰っても変とはいえないが、

周囲の目を考えると、不審がられはしないかと怖かった。


また、家の近くでは、今度は近所の目が気になったから、

私たちは、その半ば廃屋になっていた洋館で逢瀬をしていたのだ。
 
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